平成20年11月9日
京都御所・二条城巡察

 恒例、秋のゆかりの地巡察。今年は京都市内中心部の京都御所と二条城を巡察しました、最も近い場所にあり新選組にとっては歴史的に最も縁の深い場所です。
 神泉苑「平八」に参集したメンバーは14名、隊服に着替え、今回の企画担当加納惣三郎(河中)、島田魁(今井)先生より手作りのしおりを見ながら巡察予定の説明を受けました。
 最初の巡察地は京都御所。禁門の変で新選組が守備を担当した「蛤御門」。長州軍リーダー格の来島又兵衛が討死したといわれる「清水谷家の椋」。ここでは環境省京都御苑管理事務所、京都御所警備皇宮警察のパトロールが飛んできて職務質問を受けました。不逞の輩に見えたのでしょうが、京都新選組同好会を名乗り巡察ですと説明すると、両者ご存知だったようで「どうぞ」となりました。当時の巡察もこのように組単位(13名)で巡察していたのであろうと考えると身が引き締まる思いでした。
 京都御所巡察後、二条城に移動した我々は大勢の観光客の注目を集めながら城内の巡察も無事終え、神泉苑本陣へ戻り祝宴をあげました。


「神泉苑平八」本陣で加納惣三郎先生より巡察予定の説明




「蛤御門」(烏丸下長者町)


砲弾跡を検分する相馬、芹沢、近藤先生


「清水谷家の椋」


京都御所「宣秋門」


公家の姉小路公知が暗殺された「猿ヶ辻」

「猿ヶ辻」は御所の鬼門に当たる


御所の魅力を書いて欲しいとの願いに応える井上源さん


「大宮御所」


「鷹司邸跡」


「九条邸跡 九条池」


烏丸丸太町北東角の「閑院宮邸跡」にて環境省職員さんから丁寧な説明を聞く