平成20年7月16日
第33回 京都新選組同好会池田屋事変記念パレード

 平成20年7月16日、第33回 京都新選組同好会池田屋事変記念パレードを実施した。今年は天候不順な日が続いたが、この日だけは好転に恵まれた中でのパレードだった。平日ということもあり参加希望の応援隊士が減り、本来の数に近い総勢34名による隊列を組んだ。堀川通から烏丸にかけての祇園祭の山鉾見物の人数も心なしか少なく感じる中を、祇園石段下を目指し堂々の行進を続けた。道中最も渋滞する長刀鉾横の通過が懸念されたが、五条署交通課の理解ある計らいで車道をスムーズに通過出来た。中間地点の大丸前で隊列を立て直し後半の行軍を開始、鴨川をまたぐ四条大橋上では爽やかな風を感じられるほどの余裕であった。今年は交通状況を考えて壬生寺出発を10分早め、渋滞は例年よりましであったが、祇園石段下には予定の5時30分丁度の到着となった。到着と同時に石段に整列した我々は改修が済み朱色と白壁、瓦の銀ネズのコントラストが鮮やかな楼門を背景に、まぶしい夕日に光る四条通りに向かって抜刀し、高らかに勝ちどきの声をあげた。今年も無事パレードを終えられたのは会員の新選組を想う熱い心に他ならない。
 今年は毎日放送テレビのニュース番組「VOICE」のクルーが、朝の本陣での準備からパレード本番までを木目細かく取材し、2分間のニュースに編集しオンエアーした。




壬生寺境内で隊列の確認


壬生寺本道前広場で相馬、井上、尾形、藤堂が居合い奉納演武を行なった


厳しい顔の土方副長

パレード参加3回目の尾関


ベテラン応援隊士の小林、野村氏

今年もしっかりやりましょうと加納、谷先生(右)


前川邸から壬生寺へ戻る武田観柳斎先生

ベテランの島田魁、井上源三郎、藤堂平助先生


内田氏、原田佐之助、大石鍬次郎先生

横田氏、山崎烝先生


慎重に歩を進める芹沢先生

壬生塚にて島田、谷、井上先生


3時50分、第33回池田屋事変記念パレードが壬生寺を出発


坊城通を北上する隊旗隊一番旗手の遠藤氏

島田魁先生率いる二番隊


近藤局長以下、堂々と胸を張っての行進

四条京町家前では主の小泉氏自らがお茶の接待を


函谷鉾横を悠々と通過する二番隊


四条室町を通過する沖縄出身の稲嶺旗手

四条烏丸を通過する尾形俊太郎旗手


斎藤一率いる三番隊


隊列最後尾を守る三番隊、松原忠司先生と渡邊隊士


四条河原町を堂々と横断

四条大橋を渡る旗手は加納惣三郎先生


5時30分、祇園石段到着後ただちに「抜刀、勝どき」を上げる隊士


勝どきの後は整列しての記念撮影


八坂神社本殿にてお祓いを受けた後「憂国の士の鎮魂と京洛の平安」を祈念


横田、芹沢、相馬先生の達成感に充ちた表情

八坂神社南門へ向かう一行


源さんお疲れさま!!

鈴木実樹三郎先生、横田氏


応援隊士の桑原大氏は3回目の参加

芹沢先生と安田氏


応援隊士の安田氏は江戸からの参加

山崎烝先生


永倉新八先生

隊旗隊の重責を果たした谷三十郎先生


武田観柳斎先生

応援隊士の野村氏


応援隊士の富永隆生くん、河合隊士

応援隊士の石井敦、稲嶺泰二くん


応援隊士の内田浩司氏、加納惣三郎先生

応援隊士の小川氏、松原忠司先生


応援隊士の大木雅之助氏

島田魁先生


局長、渡邊隊士見習



瓦版娘たちも本陣に戻って私服に着替えて乾杯